2023.12.12
施工事例
古民家再生2
古民家再生の続きを見て頂きますね。
解体工事~基礎工事~土間工事が終わり造作工事に入っていきます。
土台を敷いて、解体工事中サポートジャッキで支えていた箇所に新しい柱を入れていきます。
床を組んでいきます。
根太を転がしていきます。
床に断熱材を入れていきます。
合板を貼っていきます
間柱を入れて、サッシを取り付けていきます。
透湿防水シートを貼っていきます
並行して2階の床組みも行っていきます。
合板を貼って2階の床が出来ました。
2階は元々部屋はなく、昔、牛を飼っておられた頃に飼料としての稲わらを保管する倉庫として使われていました。今回のリフォームで2階にも部屋を作りました。
この地域では、昔はほとんどの家で農耕用に牛を飼い、同じ屋根の下で暮らしていました。農業の機械化と共に牛はいらなくなり、牛舎として使っていたスペースを部屋にするというリフォームはたくさんやってきました。
これも一つの時代の流れですね。農業をする上で、牛は貴重な戦力であり、家族のような存在であったという事です。
ここまでで、構造に関しての工程は終了です。
リフォームでは解体してみないとわからない部分が多く、事前の現場調査では見抜けない問題も多く出てきます。
それだけに、事前の現場調査は専門的な知識を持った上で解体前にできるだけ多くの問題点や、出来ること、出来ないことを把握し、お客様に説明を説明しておく必要があると思っています。抜けない柱であったり、どうしても天井を下げなければいけなかったりなどです。それによって金額も変わってきますので、解体して、ここはこれだけ追加になります。という事をなるべく少なくしていきたいと心掛け、事前調査は入念に行っています。
つぎの投稿では内部の造作に入っていきます。
是非続きも楽しみにしてください。